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配電部

配電部
変電所まで送電された電気を皆様の家庭や事業所まで配電するのが主な業務となります。
送電作業との違いは需要者である皆様とより密接な関係にあり、住居の状況に応じて新たな需要家に電気を供給したり道路事情の変化に伴い電柱を建て替えを行ったり、もちろんメンテナンスも実施しています。
皆様の直近で作業している関係上、安定して電気を供給するため基本的に無停電での作業を実施しています。
しかし電線・電柱設備切り替え等、やむを得ず停電を伴う作業が発生した場合は、皆様のご迷惑にならないよう停電時間を最短に設定して作業を行います。
\ 配電部の作業内容を一部紹介します /
画像は高所作業車を用いて電柱で作業をしている様子です。
皆様の身近でよく見慣れた風景かと思います。
高所作業車が使用できない場所や規模により作業者が直接電柱に昇ることもあります。また、規模によって高所作業車を複数台使用して作業することもあります。

配電作業には直接活線工法と間接活線工法があります。
直接活線工法は耐電手袋をして作業者が電線を直接手作業で行います。
間接活線工法はホットスティック(絶縁棒)を使用して間接的に作業を行います。

作業風景

配電作業

作業前準備
作業前準備

作業に入る前に交通巡視員を配置及び進入禁止エリアを明示して、一般歩行者・自転車や自動車の妨げにならないように準備します。
作業実施中
作業実施中1

幹線道路上での作業の場合、可能な限り地権者の事前許可をいただき、高所作業車を交通の妨げにならない場所に配置して作業を行います。
作業実施中
作業実施中2

幹線道路外でも可能であれば地権者の許可をいただき、道路の妨げにならないように配慮します。
作業実施中
作業実施中3

停電時間の短縮や交通渋滞を避けるため複数個所から効率よく作業を実施します。
ここでもチームワークがものを言います。
作業実施中4

高所作業車の配置が物理的に難しい場合、作業者が直接電柱に昇って作業を実施します。

新旧電柱入替え

新旧電柱入替え作業前

新旧電柱設備入替え作業のダイジェストです。
向かって左側が旧電柱で右側の新電柱へ設備を移設します。
作業前設備の詳細
作業前設備の詳細

新設側(右側)にはまだ電線や設備は設置されていないことが確認できます。
電線移動中
電線移動中

まず旧電柱の電線を新設電柱へ移設します。
旧開閉器撤去、新設開閉器取り付け中
旧開閉器撤去、新設開閉器取り付け中

電線移設後、開閉器(いわゆるスイッチ)を取り付けます。
電線・設備移設完了後の仕上げ作業
電線・設備移設完了後の仕上げ作業

移設作業終了後、旧電柱に新設電線が触れても害がないように防護シートやポリ管を取り付けます。
仕上がり具合チェック中
仕上がり具合チェック中

移設作業完了後、不備がないか最終チェックを念入りに行います。
作業完了後全景

今回の作業は停電を伴いましたがこれらの作業を2時間半で実施し、配電品質の向上に努めました。
旧電柱の中ほどにある電線は通信線(NTT)です。その後NTTの方が通信線を移設、旧電柱を別業者が撤去して工事完了となりました。
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