ドローンを利用した延線作業は山奥や丘陵地の鉄塔のみに使用しているわけではなく私たちの身近でも使用しています。今回の事例では一般住宅地において電柱間の径間上に民家と畑がありそこを横断する為ドローンを利用して空からパイロットロープの延線作業を実施しました。径間規模は50メートルに満たないですが通常作業で行った場合以下の点を考慮する必要があります。(地権者の許可は当然必要です)
①民家の屋根に昇る必要がある
②屋根瓦等の破損に注意する必要がある
③屋根に上ったときに作業員の転落防止を考慮する必要がある
④畑の中を歩行横断する必要がある
⑤④作業後は現状復帰をしなければならない
これら諸問題もドローンを利用して延線する事により解決し、しかも短時間(約3分)で安全に作業することが出来ました。以下ダイジェストでご紹介します。尚、プライバシー上の配慮から飛行高度は9メートル以下として径間ルート以外に外れる事無く飛行し、FPVをなるべく使用せず地上作業員の指示に従い主に目視飛行で作業を実施しました。