送電業務では、発電所で作られた電気を変電所へ送るための送電工事に従事しています。
送電設備を新設する際の調査・設計から基礎工事、鉄塔組立工事、鉄塔間に送電線を張る架線工事までを一貫して対応しており、そのほか既存設備の保守・点検や、災害などによる停電時の復旧工事にも携わっています。

送電工事は、鉄塔上での高所作業など危険を伴うため、安全帽や安全靴、安全帯といった安全装備品の着用、チームでの安全確認の徹底・見守り、定期的な安全教育の実施など安全対策を徹底しています。さらに、作業の機械・自動化、ドローンなどのITを駆使した効率化など、業務改善にも努めています。

送電工事は、業務の幅が広く一つとして同じ現場もないため、常にその場所に応じた効率的な作業方法を検討・実施する必要があります。そのため、教育や訓練を受け、実務を経験していくことで、 様々な知識や技術はもちろん発想力や応用力なども身につけることが可能です。
また、チームプレーが重要で、仲間を信頼し団結して結果を出すことにも大きなやりがいがあります。特に、チームで協力して山間部や島しょ部などの何もなかった場所に、鉄塔を作り電線を張って電気を通すことができたときは、大きな達成感を味わえます。